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干支同盤五黄月

2016年08月08日ブログ

鑑定をする時に

ご相談者さまの悩み別に
いろいろな占術を用います
みなさまが【占い】と言う言葉で
ひとくくりにされていますが
占いに用いる占術の種類は

命術
相術
卜術と３分類されています
命術は
生年月日の他に必ず生まれた時間が
必要になります

相術は
形を観て判断し
ご相談者さまの
希望に併せて形を整えて行くものです
卜術は
鑑定をする
その日
その時の時間や方位を使って
その場に必要な条件を導き出すものです

命術・相術・卜術は
それぞれ違う働きをしますので
悩み別に使い分けてこそ
その効力を発揮するものと
わたしは思っています
そして
その中の『九星気学』と呼ばれる占術は
唯一九星気学内で
命術・相術・卜術全てが占えると言う
我々占術師にとっては
ひとつの占術でご相談者さまへの悩みに対して
的確に判断を下す事の出来る素晴らしい道具です

 

わたしは
占術は
明日へ活路を見出す
【戦術】だと思っておりますので
余りマイナス思考になる事ですとか
不安を煽り立てる事を
ご相談者さまに
ストレートにお伝えする事は避けています
常日頃の鑑定でも
人生
『いい事』ばかりはありません
でも
『わるい事』ばかりでもありません
と
お伝えしてます
いい事はほかっておいてもやって来ますし
わるい事も同じくほかっておいてもやって来ます
問題は
どちらも気持ちよく【流れて行く事が大事】

要するに
水は低きに流れ…………

そして
清らかな水も
澱めば
滞れば腐ると言う事です
いい事だからと言って
感謝や努力もしない

さらに当たり前だと思って
人にしあわせのおすそ分けしないで
自分だけで良ければいいと
囲ってしまうと
そのいい事もやがて腐りますよ。
と言う事です
そして
わたしは鑑定をした際
わるい事に関しては
悪い条件が幾重にも重なった時に
はじめてお伝えをしています

そう
条件が重なった時

九星気学で言いますと
『干支同月盤』と呼ばれる時期が
その重なった時の事です

今年は
丙申年(ひのえさるとし)
そして
8月7日から
丙申月(ひのえさるつき)になりました

まさに
今が重なった時になります
重なると何が起きるのか……
ちなみに一番近い
干支同月盤の年は
2011年

この年
辛卯年(かのえうとし)
3月
辛卯月(かのえうつき)
八白中宮日
甲子の日(きのえねのひ)

起きた出来事は
日本人としては
忘れる事の出来ない【東日本大震災】です
八白土星は
終わりと始まりを意味します
土星ですから
土の精を与えられ
二黒土星
五黄土星と共に
自然に高く積み上げられた土・山を表します
山になって行く工程
蓄積され
また
壊され
また
蓄積され

高い山になるのか
平地に留まるのかわからないところから
変化変動
移り変わりの意味を表します
この日の東北地方は
定位盤からみると
【五黄】の暗剣殺を受け
東北地方は
まさに地の変化変動を
受けざるを得なかった日かと思います
そして
この月卯月
三碧木星が離宮に座し
一白水星坎宮からの冲を受けて

三碧木星の象意
地震と言う形で始まり
最後は『水』の洗礼を受けた日になったと
思います
まさに
決められている九星が重なった時に
それが形として出る

常々わたしが
大自然に勝てないと言っているのは
こういう事です
そして
今年が再び
干支同月盤の年となりました
そして
同月盤の九星は【五黄】です
五黄とは
人物で言えば
帝王であり
リーダーであり
中心人物であり
権力者です
事象となると
古くからの問題
厄介な問題
腐り切った問題

占い師さんの中には
五黄土星の日に来るご相談者さまの
問題は厄介過ぎて
答えが出しにくいので受けないと
言い切る方もいるくらいです

 

そんな五黄月を迎えました

 

もう1度言います

自然には逆らえません

 
ただ
今回は2011年と違い
突然の問題ではなくて
古くからの問題が覆される事象が
起こるのではと思っていました
本日
五黄中宮月
五黄中宮日
天皇陛下【生前退位】の問題で
陛下自身のお言葉が
電波に載って世界中に配信されるようです

まさに
帝王から
古くからの問題をお話になるようです

放映される時間は
日本時間で15時～とありました

十二支に置き換えますと
15時は【申の刻】です

丙申年
丙申月
申の刻
この日
この時

まさに
日本の
古いしきたりや
古い考え方が変わる
日本にとっては忘れられない日に
なると思います

 

 

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